2021年9月30日 より サービスロボット業界で世界トップレベルのテクノロジー企業であるPuduロボティクスは本日、ビル内配送サービス向けの高度なIoT技術ソリューションを搭載した、業界でも最新型の第一世代ビル内配送ロボット「FlashBot」の世界進出を発表しました。単独でエレベーターに乗り、部屋への安全で確実な配送サービスを提供できるインテリジェントな自動ビル内配送機能を特徴とし、ホテルや商用ビルでのデジタルな管理とサービスを可能にし、顧客が注文した商品やテイクアウトなど階層を渡って非接触で配送することができます。
【効率性の高い自動ビル内配送サービス】
FlashBotが目指すのは、効率のよい自動ビル内配送サービスを提供する性能です。アプリを使用して操作手順を設定するだけで、FlashBotはマニュアル操作不要で自動的にエレベーターを呼びだし、安全かつ秩序に従って乗り込むことができます。さらに、デジタル管理のもとで、顧客に受取番号をメッセージ送信したり、顧客に直接電話をかけたりして、注文した食品や小物類の受け取りをお知らせできます。自動の位置確認およびナビゲーションシステムを内蔵しているため、各階層の配送がかつてなく容易なものとなりました。
【安全性と信頼性をつねに最優先】
Puduロボティクスは手がけるロボットシリーズの新モデルとして、FlashBotは最上位の内蔵型RGB-Dカメラセンサー3台とカスタマイズされたLIDAR SLAMを搭載し、3Dマッピングや位置確認、経路計画、自律走行ナビゲーション、物体認知、人物追跡などの機能による高度な障害物回避ができます。これにより、FlashBotは床から3cm程度の低い障害物や、70cmの高さに吊り下げられた障害物を検知できるため、多くの障害物があるダイナミックな環境への適用に理想的です。加えて、IoT技術とデータ伝送機能を備えたPuduクラウドコンピューティングにより、FlashBotは建物を横切ったりフロアをまたぐなど安全な業務遂行と信頼性の高い配送サービスを実現する、正確な移動経路ナビゲーションおよび位置確認の認識・構築のための強力な性能と鋭敏な認知機能を備えています。
【6輪独立懸架によるすぐれた移動性】
新たにアップグレードされたオートレベルの6輪独立懸架方式により、ロボットはさまざまな階層の条件に基づいてダンピングを調整し、つねに最適化された安定状態を維持できます。2cmの高さの障害物や幅3.5cmの隙間を乗り越え、運用の安定性が50%向上しています。
【複数ロボットの協働による利便性向上】
PUDU SCHEDULERシステムを搭載し、FlashBotは他のあらゆるPuduのロボットと同一ネットワーク内で直接コミュニケーションを行います。また、PUDU SCHEDULERシステムでは、20台のロボットの共同業務スケジュールを容易に管理できます。
【バッテリーの自動充電】
FlashBotは、バッテリー残量が低下すると、自動で音声アラートとUIでの通知を行い、同時にドッキングステーションに戻ります。超長期のバッテリー寿命で、1回の充電で15.6Ahの容量があり、最大12時間の駆動が可能です。
【モジュール調整可能なコンパートメント】
スペースを最大限に活用したコンパートメントはマルチ機能を持ち、FlashBotは1回のタップ操作で複数のタスクを実行できます。コンパートメントには、最大99.9%の殺菌率を達成するUV殺菌ランプが備えられています。
ロボット業界の先駆者として、また業界リーダーとして、Puduロボティクスは、ビル内配送サービス向けのFlashBotにより、革新的な技術と性能を提供します。
【 創業者の張涛からのコメント】
「私たちは、ロボットを使用して人間の生産性と生活の効率を高めることをミッションとし、『発明の精神』の実践に取り組んでいます。最新鋭の技術とイノベーションへの強い意欲をもって、人々の生活をスマートリビング(質の高い、より快適な生活)に導く、実用的なロボティックソリューションの開発に今後も取り組んでいきます!」