業務サービス用ロボット製造のグローバルリーダー、Pudu Robotics(本社:中国深セン、日本法人Pudu Robotics Japan 株式会社 代表取締役社長:張涛)は、先日、レストラン向けの複合配膳型ロボット、PUDU A1を発表しました。このロボットは、同社の占有テクノロジーである食品認識機能(アルゴリズム)、位置把握機能、レーザーSLAM、ビジュアルSLAMなどを搭載しており、レストランのシナリオにメカニカルアームを導入し、キッチンとダテーブルを隔てる「分断」の橋渡しをします。
「Pudu Roboticsは、その最初の製品の発売以来、継続的してサービス範囲と適用可能性を拡大し、充実させてきました。配膳、食器回収、お客様へのご挨拶と着席誘導、一般的な清掃作業など、多岐にわたるサービスを提供するレストラン向けに、多様なロボットを発売してきました。PUDU A1は、デリバリーサービスの開発が、次の段階に入ったことを示す製品です。これまでのテクノロジーの蓄積に基づいて、より完全で包括的なサービスを実現しました。」 こう語るのはPudu Roboticsの創立者兼最高経営責任者、張涛氏です。
PUDU A1は、同社の占有テクノロジーである食品認識機能を用い、さらにディープラーニング(深層学習)を通じて、配膳される異なる食品の種類を巧みに識別することができます。PUDUのビジュアル型位置把握テクノロジーを活用したメカニカルアームは、リアルタイムで正確にプレートの位置を特定し、それをしっかりと掴んで、レストランの管理システムと通信をしながら、指定されたテーブルに確実に配膳します。
PUDU A1は、PUDU独自のレーザーSLAMおよびビジュアルSLAMにより、リアルタイムで自動計算を行い、±7mmの停止精度を達成しています。さらに「動的重心適応モジュール」によりロボットの重心の変化を補正して、高い安定性を確保します。
さらにPUDU A1は、テーブルの状態を識別・認識する複合テクノロジーを活用して、皿を配置するスペースを計算。障害物を回避できる最適なルートをリアルタイムではじき出すことにより、皿をテーブルに正しい配置で並べます。マルチセンサー安全分類制御システムは、複雑で、動きが激しいレストランの環境で、お客様との調和を図りながら、衝突を回避できるようにします。
PUDU A1は、『腕』と『眼』を持っているのです。Pudu Roboticsがレストラン業界で長年培ってきた数々の専門性の上に築かれた、もう1つの業界初の設計です。メカニカルアームとAIの統合も、業務配膳型ロボットのもう1つの進歩です。ロボット産業の急拡大に伴い、私たちは今後も引き続き一貫したサービスを提供し、人々の生産活動や暮らしの効率性を実質的に向上させるロボットを製造するために、技術の進歩とイノベーションを追い求めていきます。