Pudu Robotics、アメリカの「IDEA2023」のファイナリストに選定
Pudu Robotics Japan 株式会社(本社:中国深セン、日本法人Pudu Robotics Japan 株式会社 代表取締役社長:張涛、以下、PUDU)の多機能室内配送ロボット「PuduBot2」は、世界的に権威のあるアメリカのデザイン賞「インターナショナル・デザイン・エクセレンス賞(International Design Excellence Awards、以下IDEA)2023」のファイナリストに選定されました。
「IDEA」は43年の歴史を持ち、最も名声と厳格さを持つ年次デザインコンテストのひとつとして、世界的に著名な工業デザイン賞です。毎年、世界中から約100以上の国々から数万件の作品がエントリーし、その受賞率はわずか10%未満です。
これまでも数々の国際的なデザイン賞を受賞してきたPUDUは、国内外の工業デザイン分野で多くの功績を上げています。現在、ドイツの「レッド・ドット・デザイン賞」の最優秀賞、ドイツの「iFデザイン賞」、日本の「G-Mark賞」など、国際的な工業デザイン賞を受賞しているほか、中国の特許分野の権威ある「中国外観デザイン賞」銀賞も受賞しています。
■「PuduBot2」について
機能を中心に据えたロボットである「PuduBot2」のデザインコンセプトは、サービス効率の向上、コスト削減、ユーザー体験の向上を目指しています。初代製品の特徴的な形態を引き継ぎつつも、「PuduBot2」はオープンなフレーム形状と多機能モジュール化の設計を採用しており、レストラン、スーパーマーケット、工場などさまざまなシーンに対応することができ、ユーザーの多様なニーズに応えることができます。また、24時間稼働モードと全方位センサー配置により、ロボットの長時間安定動作が保証され、より安全で信頼性の高いサービスを提供します。
「PuduBot2」のデザインの革新は、外観だけでなく、ユーザーとのインタラクション体験にも表れています。ロボットのヘッド部には明確な方向指示灯が設計されており、ユーザーはロボットの走行状態や意図を直感的に理解することができます。また、可愛らしい表情や音声のインタラクションは、ロボットに個性と人間らしさを与え、ユーザーとの感情的なつながりを高め、より親しみやすいインタラクション体験を提供します。
人件費の上昇と人材不足の圧力が高まる中、重労働で単調で繰り返しの多い危険な仕事をロボットで置き換えることは、将来的にはますます普及するトレンドとなるでしょう。「PuduBot2」は、PUDUがこれまでに複雑なシーンで培った技術的優位性を継承し、新しいPUDU VSLAM+純視覚ロボット位置推定とマッピング技術を採用しています。これにより、コードを貼る必要がなく、天井の改修も不要という利点を持ち、デプロイメント時間を75%削減し、30メートルの高い天井環境や半屋外環境でも安定した動作が可能です。 「PuduBot2」の助けを借りることで、ユーザーは運営コストを効果的に節約し、人員配置を最適化し、顧客満足度を向上させ、ブランドの差別化を実現することができます。
優れたデザイン能力により、PUDUロボットは国際的な舞台で驚きや関心を与えています。これらの栄誉は、PUDUのデザインチームへの高い評価に加えて、PUDUが世界の商用サービスロボットのリーダーとして持つ技術力を示しています。将来PUDUは、ユーザーやブランドにより良いサービスと価値を提供し、ロボット技術を社会生産に広く応用し、人類社会の進歩と発展に貢献するために努力し続けます。
「PuduBot2」導入事例 参考動画