PUDU、ディスプレイ付き配膳・受付ロボットの次世代モデル「KettyBot Pro」を新発売
没入型広告、最新カメラ、スマートトレイ検査を搭載し
顧客のニーズに応じた体験を提供
商用サービスロボットのグローバルリーダーであるPudu Robotics(本社:中国深セン、日本法人Pudu Robotics Japan 株式会社 代表取締役社長:張涛、以下、PUDU)は、2021年に発表したディスプレイ付き配膳・受付ロボット「KettyBot」の次世代モデルとなる「KettyBot Pro」を新たに導入開始します。より没入感のあるエンゲージメントとパーソナライズされた広告や、狭い通路でもナビゲートできる最新カメラの搭載、視覚センサーに基づくスマートトレイ検査、多彩なカラーバリエーションなどを実現し、従来モデルからさらに進化しました。
レストランや小売業といったサービス業界をはじめ、前例のない労働力不足に直面している企業は、顧客の希望に先回りして応え、顧客の好みに合ったシームレスな体験を提供すべく、商用サービスロボットの導入を加速させています。単純な配膳・配送だけでなく、KettyBot Pro は様々な環境において顧客を引き付け、歓迎し、案内することができます。そして同時に、広告収入を生み出しながら、経費を削減し、顧客および従業員双方の体験を向上させます。
PUDUの創業者兼CEOの張涛は次のように述べています。「さまざまな企業から、スタッフの負担が大きく、人員不足になっているために、適切なサービスレベルを維持することが難しいと聞いています。」「KettyBot Proのようなロボットは、人間のスタッフと協力し手助けを行い、単調なタスクを引き受けて彼らの生活を改善することで、顧客体験の向上など、より付加価値の高いサービスに集中できるようにします。対話できることも、ロボットが好まれる理由のひとつです。」
2021年の発売以来、KettyBotはKFC、メディア・マルクト、ピザハット、ウォルマートといったグローバルブランドによって、人通りの多い環境での導入に成功しています。これらの企業は、注文の配達、メニュー項目や製品の販売、ゲストのお迎えにロボットを使用しています。
PUDUの商用サービスロボットに新しく加わるKettyBot Proには、ロボット産業を前進させるいくつかの新しい製品機能があります。
● 通行性能のアップグレード
新しいRGBD深度カメラは、ロボットが物体を検知し回避する能力を向上させる超広角レンズを備えており、理想的な条件下でのKettyBotの最小クリアランスを55cmから52cmに縮小。これにより、狭い通路を通り抜け、忙しい店舗でも完璧な動作を可能とします。
● 安定性が大幅に改善
サスペンションの改善により、安定性は大幅に改善されました。
● スマートトレイ検査
トレイの上に配置された魚眼カメラを使用して、ロボットはトレイ上の物体の有無を検出することができます。顧客が食事を受け取ると、ロボットはタスクが完了したことを自動的に認識し、人間の手を借りずに次のタスクに進むことができます。
● 顧客のためのカスタマイズ
PUDUオープンプラットフォームとの統合により、ユーザーはKettyBot Proの表情、声、コンテンツをパーソナライズすることができ、簡単な操作で差別化されたサービスの提供を可能にします。テーマレストランでは、KettyBot Proが顧客のテーブルに食事を届ける際、キャラクターに関連した表情やセリフを表示したり再生したりすることができます。また、星付きホテルでの誕生日サービスなど、パーソナライズされたウェルカムメッセージや挨拶サービスを提供することもできます。
● 広告ディスプレイ
事業者管理プラットフォームを通じて、企業はパーソナライズされた広告、マーケティングビデオなどを柔軟に編集することができます。18.5インチの大画面を装備したKettyBot Proは、レストランや小売業のクライアントにとって、メニューの更新や新商品のマーケティングを促進する新たな可能性を提供します。
● オプションの長持ちバッテリー
長持ちするバッテリーの提供は、長時間の稼働が必要なニーズに応え、ロボットの展開をより効率的で便利にします。
● 新色展開
KettyBot Proは、オリジナルモデルのクラシックなホワイト&イエロー、イエロー&ブラックに加え、ピュアブラックのカラーをご用意しました。このバリエーションは、高級感のあるピュアブラックが選択されやすいビジネス会場や高級ホテルなどのラグジュアリーな環境をはじめ、世界中のさまざまな業界の顧客の美的嗜好により適応します。
KettyBot Proの発売により、PUDUは市場における競争力を高めるため、顧客体験を向上させ、ビジネスの収益源を拡大しています。
2022年に1億ドルの収益を達成したPUDUは、アメリカ国内および世界中でのロボット需要に応えるために、上海近郊に2つの新工場を建設し、これにより年間生産能力は3倍になる見込みです。
KettyBot Proの詳細については、https://www.pudurobotics.com/jp/products/kettybot_proをご確認ください。