豪州のBBQレストランで配膳ロボット「PuduBot」を雇用

2021-04-28 | PuduTech

豪州のメルボルン、エリザベスCBD街区の韓国焼肉レストラン「Oriental Spoon」ではPuduの配膳ロボット「PuduBot」を雇用し、店内の配送サービスを担当させています。


Puduの配膳ロボットは着任直後から現地の人々の注目を浴び、お客さんは料理がテーブルの上に運ばれて来るのを待つ間、「PuduBot」が店内を忙しく働く様子を携帯電話で撮影しています。


客さんにとって、ロボット店員さんはとっても親しいです。「ロボットはどのように料理を指定された位置に運ぶのか?ロボットはどのように人混みを避けるのか?ロボットの配膳は安定しているのか?こぼしたり落としたりしないのか?」について関心があるのです。

もしPuduの配膳ロボットをご存じなら、「それらは全く問題ない!」と言い切れるでしょう。


Puduの配膳ロボットは世界トップレベルの商用サービスロボットメーカーPudu Technologyから生まれ、本部は世界のハードウェアの「イノベーションの都」である深センにあります。深セン、北京および成都には研究開発センターがあり、全国に数百箇所のサービスステーションを擁しています。Puduのコアイノベーションは低速自動運転、ロボットモーター駆動と運動制御であり、特許は400件余り有り、そのうち発明特許は60%を超えます。主な製品は配送ロボットと消毒ロボットです。


では、Puduの配膳ロボットは一体どのようにして自動運転、自動レーダーナビゲーション、自動障害物回避を行うのでしょうか?すべての奥義はPuduの自主開発によるマルチセンサフュージョンに基づく全く新しいPUDU SLAMアルゴリズムソリューションにあります。PuduSLAMは視覚カメラ、レーザーレーダー、RGBD深度カメラ、IMU、エンコーダ、超音波など様々なセンサーのデータを融合し、センチメートル級の高精度と高頑健性を持つ地図の構築とポジショニングを実現することができます。


Puduのロボットは働く時に、まず自分の位置と方向を確認してから環境の地図と目的地の位置情報を組み合わせ、最適なルートを算出して走行します。


走行過程において、ロボットは知覚アルゴリズムを通じてセンサーのデータを処理し、環境における各種障害物を正確に識別し、また多層セマンティクス情報を含む高精度な地図を生成すると同時に局所計画を行い、ルートの大きな方向を変更せずに過程の軌跡に対しリアルタイムで微調整を行い、素早く障害物を避ける通行効果に達します。


それと同時にPudu Technologyは率先して車両規格レベルの独立連動サスペンションシステムを研究開発し、車両規格レベルの防振を実現し、ロボットが障害物を通過する時に発生する揺れの問題を改善しました。これにより、Puduの配膳ロボットは安定した配膳を実現します。


また、Puduの配膳ロボットは外観がシンプルです。例えば「PuduBot」は流線型の軽便なボディに3~4層のトレイを搭載しており、黒白交互の色彩の組み合わせは、周りのお店の環境に溶け込みやすいです。ディスプレイでは、タスクを操作していない間、「PuduBot」はその場の状況に応じて、色々なかわいい表情を見せてくれます。


現在、Puduの配膳ロボットはすでに全世界で販売されており、世界各地の様々なレストランの中、病院の中、大型スーパーマーケットの中、ひいては空港、オフィスビルの中で生き生きとしたその姿を漂わせながら、楽しく配膳タスクを遂行しています。